今年一番推して、押しきれなかった作品「ときめきアイドル」の話
アプリのオンライン運営終了によせて
ちょこちょこ人に会う度に推してた、アプリ「ときめきアイドル」が2019/1/15で終わる。
https://www.konami.com/games/tokimeki-idol/app_info.php?topic=service
やってたアプリの終了に立ち会うって初めての経験だから、年末の良い機会なのでこのアプリの良い所と悪かった所を書き留めようと思う。
ときめきアイドルのここが良い!
一応オフライン版も出るので、「良かった」とは言わないでおく。悪あがきである。
買い切り系の展開は期待しているけど、そんなリソースの使い方出来るか……?
大体「あ、終わった?なら次これのメンバーになってね。」ってデスマループするのがゲーム開発では……???
1.自分の腕が反映されるオートライブ
今でこそミリシタにオートライブPASSがあるが、恐らく最初からオートライブ(おまかせ)を実装してたのはときめきアイドルが初めてだと思う。*1
その後ミリシタが続いたのはときドルの影響*2
またこのオートライブは
「通常のライブ(自分でプレイする)をクリアし、そのテクニックリザルト(PERFECT数とか)によって、オートライブ時のAIの性能が変わる」
という要は「オートAIが自分のプレイイングスキルを反映する」仕様で、自分のプレイスキルが上がる→アイドルも上手くなるという仕様は面白かった。
この84点がオートAIの性能になる。
2.着せ替え機能と豊富な衣装
このゲームはアイドルを色んな衣装に着替えさせる事が出来る。
しかも普通のアイドル音ゲーだと衣装は最高レアリティについてくるのが普通だが、ときドルは一番低レアのカードから全て衣装がついてくる。
しかも衣装は部分ごとに分かれており、頭はこの衣装、服はこれ等、自由に組み合わせて着せ替えられるのは面白かった。
また衣装以外の小物的なアクセサリーも豊富*3だった。
実際の所はモデルは同じで、設置位置が変わるだけなので大して労力はかかっていないのだろうが、それでもこの豊富さは素晴らしかった。
ヘッドホンを付けてヘッドホンをかけるなんて事も出来た
3.VRモード
流行り*4のVRやジャイロ機能を導入していて、アイドルと最接近する事が出来たり、ネコに憑依する事でネコ視点を味わえるのも良かった。*5
スク水を近くで眺めたり
猫に憑依してアイドルを近くで眺めたり
5.コミュで明かされるプロフィール
最初の状態ではアイドルのプロフィールやお互いの関係性は明かされておらず、アイドル達と交流(コミュを見る)事でプロフィールを充実させるという仕組みは、
キャラクターを知っていく過程がゲーム化されていて面白かった。*7
6.メロディアスライブ
通常のライブを行い、ゲージを貯めるとアイドルをメロディアスライブに送り出す事が出来る。
所謂ボーナスゲーム的な立ち位置なのだけど(スコアが上がったり、一時的なスキルが付与されたり、ある程度登りつめるとSSRカードが貰える等色々メリットはある)
これが結構壮観。音もちょっとライブっぽい音(広い空間があるように思える)で楽しかった。*8
しかも全員のソロverで歌うので、メインテーマのソロもゲーム内で簡単に聞けちゃう。
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7.楽曲
全くハズレが無かった。
その上、懐かしのKONAMI曲をリミックスでプレイできるのも熱かった。*9
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個人的に2Dでデレステがリミックスをやり始めたのはときドルがあったからだと思ってる。*10
それに後半に追加された片桐奈々菜が歌う「Magic Hour」ではギターを演奏する演出が追加され驚いた。
ちゃんとコードっぽく押さえるし、ピックを使ったパフォーマンスも良かった。
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8.キャラクター
皆可愛い。
www.konami.com
ときめきアイドルのここが悪かった!!
これはもう一旦終わる以上「悪かった」と表現する。語気は強め。
1.宣伝をしなさすぎ
マジでKONAMIのマーケティング部は何をやっていたの?ってレベル。
ただでさえアイドル(美少女含)×音ゲーなんて
・デレステ
・ミリシタ
・バンドリ
・スクフェス
・ナナシス
って奴らがいるのに
後発がまともな宣伝で行けると思ってたの?
パワプロみたいな出せば勝手にファンがやる既存のビックIPじゃないんだぞ?
ときめきつっても別物なんだからしっかり新規IPとして扱えって話。
いや分かる。広告の予算は年度で決まってるだろうし、効果度外視の宣伝なんてやれないだろう。
それは分かった上で
○ネット広告でも露出が少なすぎる。
初期はとりあえずimp出ればいいレベルで予算ぶっ込んでバコバコ出すべきだった。
自社アプリなんていう狭い場所に広告打ってどうすんのさ。
5ch/twitter/youtube/ニコニコ辺りには少なくとも投げてかないと。ほぼほぼ見なかったぞ。
○生放送もしなかった。
少なくとも、新曲発売くらいはやっても良かったろ。
公式ラジオ配信だってやっても良かったろ!!声優さんも定期的な仕事増えるのは嬉しい事だろ!!(多分)
○リアルイベントが少なすぎ。
今日日リアルイベントでその担当声優のオタクにゲームだけじゃなくてCD(チケットシリアル)/物販でお金落としてもらうモデルなんてどっこでもやってるじゃんけ。
TGS2017やってCDのリリイベ(2018/4/29)やった後が10月のときチャレって開けすぎ。しかも先着って何なん多々買いさせーよ。貴様本当にKONAMIか?
しかもときチャレやり始めたと思ったら終わるし……
まぁこれは「これで売上好転しなかったら終了」という判断材料としていたのか「これの集客によっては別の路線に移る」という判断材料にしているのかは謎。
結果:露出が少なすぎる。露出しないから埋もれていって話題にならずインスコもされない。
アニメとかやれてたら良かったんだろうけど……
そうだよ。今からでも遅くない。アニメやろう。
マジで後半アクティブ少なすぎて、一回イベント触っただけで1万位以内に入ってた時は冷や汗出たわ。*11
2.共通衣装が多い
これは15人でメロディアスライブの頂点を目指すというコンセプト的に仕方なかったんだけど、やっぱりこのキャラクターならではの衣装というのは欲しかった。
私服がそれではあるのだけど、実装スピードも厳しかったしね。
いや仕方ないんですよ。
15人の共通衣装をほぼ同タイミングで実装するってのも面倒くさい話なのよ。
だって全員身長や体型が違うんだもん。デレステみたいに共通衣装はサイズが決まってるとかじゃないんだもの。
ゼロから作る訳ではないから労力としてはデレステの様な各キャラのSSRを作る程ではないけれど。それでもサイズ調整等々はあるわけで……
それに加えて個人衣装もとなると、リソースが必要になるし……一度走り出してしまった物を止めるのは大変なのよね……
最後に
ときめきアイドルはサービス終了だけど終わってません。一応。3月に新曲出るしね。いつ収録したかは知らんけど。
しかし、続くとは言え、オフライン。
今後の展開で第一線のコンテンツまで登り詰める事が出来そうかと言われると正直怪しい。
そもそも今後の展開があるのかすら怪しい。
だからこそ、一旦しっかりしたイベントをやって欲しい。
ときチャレvol.3で終わりは絶対に良くない。ときチャレ3回やったんだからメロディアスライブをやれ。やってくれ。15人揃えてくれ。
少なくとも全ユニットの-ING!!曲を出すのだ。
企画はあったが予算的に出来ない/出せないならクラウドファンディングを行ってくれ。
(実際DREAMING-INGの2番の歌詞がBELIEVINGだから、Believers-ING!!って企画なんだろうけど)
イベントで色段も行った事無いし、衣装欲しくなければ走らないし、欲しくても2000位入ればいいやレベルで生きてた民だけど、コンテンツは愛していた民の叫びでしたとさ( ˘□˘)
興味持った奴は今からでも良いからやってみるんだ。
そうするとオフライン特典で、どえらいえっちい衣装がもらえる。
『ときめきアイドル』オフライン版「ver.2.0」へのプレイデータ継承特典の新衣装「アンダーザブルースカイ」を使ったライブシーンがこちら!
— ときめきアイドル公式 (@tokimekiidol573) December 14, 2018
ぜひ、運営サービス終了後も、プレイデータを継承いただき、『ときめきアイドル』をお楽しみください。https://t.co/70n99Y8MBj#ときめきアイドル #ときドル pic.twitter.com/4BcpwlZwBV
以上!おしまい!
あ、ときチャレvol.3行くよ!
*1:間違ってたらごめん
*2:ソースはない。
*3:300個以上?!
*4:結局最近勢い萎んでるけど
*5:何度ルンバに憑依できないか試した事か
*6:何度ルンバに憑依できないか試した事か
*7:ここらへんは流石恋愛ゲームの老舗、ときめきシリーズだと思う。
*8:見慣れるとスキップしちゃうのだけど……
*9:グラディウスの開幕でGBAのグラディウス ジェネレーションを死ぬ程やったのを思い出した。当時は誕生日とクリスマスしかゲームを買ってもらえなかったのだ……
*10:ソースはない。
*11:当時他のゲームが忙しかった
*12:実際虚無である事を受け入れるとプレイ出来るんだけど楽しいかと言われると。「虚無」
*13:大体ときドルやってる人はやってるのだ